
日本銭湯文化協会が主催する銭湯検定は、受験者数・合格率の全てが非公開となっていますが、
公式テキストだけ手元に持っていれば誰でも取得できる資格だと思いますので、今回はそんな銭湯検定4級の試験について解説していきたいと思います。
銭湯検定4級概要

資格の種類 | 民間資格 |
実施期間 | 5月〜11月 |
受験方法 | ① オンライン / ②郵送 |
受験料 | ①1000円 / ②1500円 |
試験会場 | 自宅 |
試験内容 | 公式テキストからの出題 |
出題内容 | 選択形式(3択) |
出題形式 | 70点以上(50問・各2点) |
合格基準 | ★☆☆☆☆ |
主催 | 日本銭湯文化協会 |
検定にしては、受験料がすごく安いのでお勧めになっています。
銭湯検定4級は、オンラインで受験できるほか、問題をダウンロードし期間内に郵送する方式で受験できるので、気軽に誰でも資格を取ることができるます。
また、難易度も高くないので、簡単に取得できると思います!
傾向と対策
銭湯検定4級の出題範囲ですが、
歴史や建築などの風呂文化を紹介した『銭湯検定公式テキスト①改訂版』と、銭湯医学を取り上げた『銭湯検定公式テキスト2』からの出題になります。
試験問題ですが、一般常識だけで解ける問題はほとんどありません。
公式テキストを一度、目を通しておかないと解答しづらくなっています。
しかし、問題の解答に該当する部分は、9割がた公式テキストに載っていますので、各自調べていただいたら簡単に解答できる問題になっています。
銭湯検定4級の対策としては、
公式テキストを一読するだけで十分!
試験時間が100分と多めに設定されていますので、ゆっくり問題が解けるようになっています。
出題の傾向ですが、銭湯の「歴史」や「建築様式」にまつわる問題の割合が最も高いです。
2020年から新たなジャンルとして加えられた「銭湯医学」を問う問題は少なめに設定されていると感じました。
問題例と解答
銭湯検定4級は、銭湯の「歴史」、宮造り建築に代表される「建築」、銭湯全般が対象の「雑学」、そして新たなジャンル「銭湯医学」など様々な知識を問う試験になっています。
※過去問ではなく、過去問を参考に出題形式を模倣して私が作成したものです。
【例題Ⅰ】東京都浴場組合の銭湯PRキャラクターの名前は( )である。
①温まるくん ②おけお ③ゆっぽくん
【例題Ⅱ】3世紀ごろの日本における禊(みそぎ)の姿が記述されている書物は( )である。
①風土記 ②魏志倭人伝 ③東大寺仏縁起絵巻
【例題Ⅲ】現在の入浴料金は、( )の規定に基づき各都道府県知事が決定する。
①入り込み湯厳禁 ②物価統制令 ③湯屋取締規則
【例題Ⅳ】明治初期、東京の芝の三田通りで銭湯を経営していたのは( )である。
①福沢諭吉 ②板垣退助 ③正岡子規
【例題Ⅴ】入浴で冷え性の改善のためには寝る1~2時間前後に( )全身浴するのがよい。
①40℃のお湯に15分間 ②38℃の炭酸泉に10分間 ③43℃のお湯に5分間
—-解答—-
【例題Ⅰ】③ 【例題Ⅱ】② 【例題Ⅲ】② 【例題Ⅳ】① 【例題Ⅴ】①
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました。
ぜひ挑戦してみてください!