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【解説】相関系図でわかる『アトミック・ブロンド』の真実!!結局どういうことなの? 

『アトミック・ブロンド』(2017)は、スパイ映画ということもあって、話の展開が二転三転

結局誰が見方で、誰とつながっていたのかなど

「?」

な部分が多かったと思います。

そこで本記事では、

ラストの意味

最終的な本当の仲間(相関係図)

誰がサッチェルだったのか

疑問に思うであろうことをすべて明らかにしたいと思います!

この記事を読めば、複雑なスパイの関係などがすべてわかります。

アトミック・ブロンド(字幕版)

引用元:amazon.co.jp

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『アトミックブロンド』解説

映画最大の情報漏洩(ネタバレ)

結論から言うと

『主人公のローレンは三重スパイ』

三つの顔を持ったローレンがいますので、

それぞれスパイ①(MI6のスパイ)、スパイ②(二重スパイ)、スパイ③(三重スパイ)としたいと思います。

最終的な本当のチーム(真実)が、主人公ローレンとCIAの主任カーツフェルドによるアメリカのスパイチーム=CIAです。

映画のラスト、プライベートジェットでアメリカ中央情報局へ向かおうとしていたことからも、このことがわかります。

このスパイ③の目的は、アメリカの独占的勝利です。

重要なリストは結局見つからなかったことにしながらも、CIAだけが重要な情報(リスト)を手に入れ、かつ、MI6(イギリス秘密情報部)にこの事件はなかったことにさせ、あいまいなままにすることです。

つまり、アメリカ側の豪快な勝利です。

映画の最初の報告するシーンで”CIAは関係ない”といったことによって、みんなが騙されたと思います。

だます者をだますのは愉快だ (It is double pleasure to deceive the deceiver) が重要な伏線になっています。

二重スパイ”サッチェル”

サッチェルは、リスト紛失に関与したMI6の二重スパイ=裏切者です。

結局誰がサッチェルであったかというと、これもまた主人公のローレンです。

ベルリンに潜入中のMI6のスパイ、デイヴィッド・パーシヴァルは敵か味方かわかりにくく描かれていましたが、めちゃくちゃ腕のいいスパイです。

彼は、リストもゲットし(最後にローレンに奪われるが)、ローレンが二重スパイ(スパイ②)であることまでたどり着きました。

もしかしたら、三重スパイ(スパイ③)であることも気が付いていたかもしれません。

ローレンがサッチェルであることに気が付いたパーシヴァルは、ローレンを殺そうと試みます。

デモのとき、スパイグラスを銃で攻撃しローレンをKGB(ソ連国家保安委員会)と戦わせたのは、このためでしょう。

しかし、ローレンは戦い抜きます。

そして最終的にパーシヴァルからリストを奪い、パーシヴァルがサッチェルであるとローレンに仕向けられてしまいました。

スパイ①と映画のあらすじ

ここまで分かったうえで、映画のあらすじをチェックしてみましょう!

舞台は冷戦下のベルリン。

西側 (資本主義側:イギリスなど) のスパイ情報が記載されたリストが奪われました。

このリストが公表されることを恐れたイギリスは、MI6(イギリス秘密情報部)の凄腕女性スパイのローレン・ブロートンにリストの奪還を命じます=スパイ①。

彼女は、現地にすでにいるMI6の凄腕スパイデイヴィッド・パーシヴァルと手を組んでリストの奪還任務にあたります。

また、このほかの任務として、リスト紛失に関与したと思われる二重スパイ”サッチェル”を見つけ出すというもう一つの任務もあった。

あらすじはこんな感じです。

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